ちょうど一年前の冬に手に入れてから、僕はこいつが相棒だ。
こいつのおかげで大好きな音楽が、聴きたい音楽が僕のそばにある。
ずっとスマートフォンやウォークマンで音楽を聴いていた。どうしてiPod shuffleで聴くようになったのか。僕がiPod shuffleを選んだのには、2つの理由がある。
まず1つ目に、そのかっこ良さ。とにかく初めて見たときにかっこいい、と思ったのだ。このフォルム。このスタイリッシュさ。僕はここに惹かれた。
2つ目に、ドキドキしたさ。ウォークマンやスマートフォンなど画面がある再生機器であれば、次に何の曲が流れるのかわかる。しかし、このiPod shuffleに画面はない。次にどんな曲が流れるのか、僕の耳に何の曲が届くのかわからないのだ。このワクワクさがたまらない。「あぁ、そう来る?そう来る?」「うわ、そう来たかー!」の連続である。
Spot Apple - "Life is Random" - iPod Shuffle Campain - 2005
”Life is random”
そう、人生は偶然に任せよう。ライフイズランダム、ランダムイズライフ。
ちなみにサイズなんて、口に入るサイズである。口に入れて音楽が再生できる機器などこれまであっただろうか。実際に入れてはないが、間違いなく口に入るし、口の中で音楽の再生ができる。あぁ、なんて画期的だろう。
AirPods?いや、でも、あれ口に入れちゃうと、音楽聴けないでしょ。やっぱりiPod shuffleなんだな。iPod shuffle最高。ありがとうジョブズ。
まぁ、この二つが僕がiPod shuffleで音楽を聴いている理由だろうか。
さて、今回は現在僕がiPod shuffleに入れている音楽を17曲紹介する。2017年最後ということで、17曲に。しかし、普段からあまり曲数を多く入れない。20曲前後ぐらいの曲を繰り返し聴くのがいい。ちょうど1周するのに1時間30分ぐらいだろうか。
以下の曲には一応番号をふってはいるが、曲の順番については深く考えていない。シャッフルにおいては、この1〜17までの曲が順番ではなく、ランダムに流れてくるのを楽しむのだ。
1. 未来は僕らの手の中
THE BLUE HEARTSの『THE BLUE HEARTS』というアルバムに収録されている。
このアルバムの中で一番最初に流れてくるのがこの曲なのだ。
「ドーーン!」
体が自然と動き始めるこの音楽。僕はブルーハーツの様々ある曲の中でも特にこの曲は好きだ。
2. ルキンフォー
スピッツの『さざなみCD』というアルバムに収録されている。
ゆったりとした曲がとても癒される。僕にとってはこの曲は希望の唄だ。ずっと何かを希望している。ずっと夢を追いかけていたい。何かを探し続けていたい。
3. シロクマ
スピッツの『とげまる』というアルバムに収録されている。
スピッツはメロディーもいいんだけど、歌詞がやっぱりいい。
「ビンの底の方に残った力で」
みんな、いつも振り絞ってビンの底の方に残ったわずかな力で頑張っている。必死に生き抜いている。僕も1日1日最後の最後まで振り絞って、力の限り生きて行きたい
4. 謝々!
スピッツの『フェイクファー』というアルバムに収録されている。
この曲の出だしの歌詞が好きだ。
終わることなど無いのだと強く思い込んでれば
誰かのせいにしなくてもどうにかやっていけます
この言葉に助けられてきた。どうにかやってこれた
5. 雪風
スピッツの『醒めない』というアルバムに収録されている。
冬の雪降る季節、この曲を聴きながら雪道を歩くのはなかなか良いもんだ。
しかし、この動画の岡田将生、雪がお似合いだ。雪道をこんなに楽しそうに歩くのは素敵だ。この冬、自分も岡田将生になりきり雪道を歩く歩く。きっと楽しいだろう。
6. 愛のバクダン
B'sの『The Best "ULTRA Pleasure"』というアルバムに収録されている。
このアルバムは受験生だったときにめちゃくちゃ聴いていた。僕の心を少しあげてくれる。いやでも熱くなる。この曲に元気付けられ、元気付けられ、いまでもそうだ。
7. キラキラ!
曽我部恵一BANDの『キラキラ!』というアルバムに収録されている。
キラキラしたいんだ。いつも僕はいつくばったって。キラキラしていたい。
こんな僕でもキラキラしたいし、キラキラしていたい。
8. エンジェルベイビー
銀杏BOYZの最近のシングル曲。
シングル曲はいい曲があっても買わずに、アルバムを待つ自分なんだけど、これは買った。歌詞もメロディーも大好き。
それにしても、このMV、最高だな。このがむしゃらさ。俺は生きてんぞ!感。
9. ドッグイヤー
僕はこのアルバムも高校生のときにかなり聴いていた。このアルバム、ハズレの曲がない。レミオロメンの曲は聞いていて心地いい。スピッツとはまた違う心地よさ。
10. ドアをノックするのは誰だ?
小沢健二の『LIFE』というアルバムに収録されている。
小沢健二-ドアをノックするのは誰だ?(LIVE AT BUDOKAN)
小沢健二の『LIFE』もいい曲が揃っている。今年は小沢健二のこのアルバムをたくさん聴いた。良かった。
このYouTubeのコメントにこんなものがあった。
なんかの宗教のようにも見えるけど、こんな宗教なら入りたい。
ほんと宗教チックなところがある。僕も小沢健二教に入信だ。僕はこんな時代に生まれたかったなぁ。でも、いまでもこんな素晴らしい曲に出会えたこと、聴けることを僕は幸せに感じたい。
11. RAINBOW
エレファントカシマシの『RAINBOW』というアルバムに収録されている。
圧倒された。生きるということを、命を全て歌に捧げて生きている人なんだろうなぁ。この力強さがビシビシ僕の心に伝わってくる。あ、そろそろ紅白にエレカシ出てくるな。聴かなきゃ。
12. キャノンボール
歌詞が痺れる。完成された完璧な曲。こんな綺麗な曲あまり聴いたことない。
13. W-KEYAKIZAKAの詩
泣けてくる。ジーンとしてしまう。欅坂のアルバム、どの曲も素晴らしく良いのだけれど、この曲は特別なものがある。このMVで、米さんがねるを列に連れて行くところがあるんだが、初めて気づいて見たときはグッとくるものがあったな。欅坂、これからも応援しよう。
14. サンドイッチ
高橋優のこの曲を少し前に聴いていて、少し聴かない期間があったんだけど、また最近聴き込んでいる。
のんびり聴きたい曲。どうにかなるもんさ何事も。しんみり聴ける。
15. 銀河鉄道999
映画は見たこともない。漫画なら少し読んだことがある。その程度だけど、このシーンはいい。3月は別れの季節。僕はあと3ヶ月くらいしたら多くの先輩と別れることになる。別れの季節が近づいてきている。それでも僕はこの曲を聴きながら、前を向いて歩くしかない。この曲があれば、前を向いて歩いていけるだろう
16. Another Day Of Sun
頭から離れないこのメロディー。僕の中でずっと流れ続けるこの音楽。
僕は2017年観た映画の中で一番良かったものを挙げろと言われたら、やっぱり『La La Land』と答えるだろうと思う。それだけ僕を楽しませてくれた映画だった。この始まりはやっぱり心が弾んだ。ミュージカル映画というものの素晴らしさ。映画というものの素晴らしさをこの映画で感じた。
劇場でもう一度観たい。
17. 帰る場所
Kiroroの曲。受験勉強にKiroroのアルバムをよく聴いたものだ。
帰省するバスの中でこの曲を流し、僕は涙を流す。いつだって帰る場所がある。僕には居場所があるんだ。この世界にも僕は生きていける場所があるし、どこかに帰る場所があるってありがたいことだ。
以上、17曲。
2017年も素晴らしい音楽に出会えた。いろんな曲を聴けた。
また来年も、音楽がそばにあってほしいし、僕も音楽のそばにいたい。
そのためにiPod shuffleが僕に音楽を届けてくれる、と信じている。