あなたなら倒れている自転車を見たら立て直しますか、それとも、そのまま放っておきますか。
昨日、家から出て自転車置き場へと向かうと、自転車が2台倒れていた。
また、バイト先に着くと、自転車が1台倒れていた。
僕はどちらも直した。
毎回立て直すわけではない、と思う。僕が倒れている自転車を立て直すときはどんなときか考えてみた。
まずひとつに、倒れている台数が少ないとき。昨日の場合はそれがそのまま当てはまる。倒れている自転車が1台か2台だったから、直す時間も手間もあまりかからないから、立て直した。
二つ目に、時間と気持ちと体力に余裕があるとき。3つの要素を詰め込んだ。これがいいぐらいに組み合わさって立て直そうという気持ちが芽生えるのだと思う。時間があまりなくても気持ち的に上向きだったら、直してあげようとか思ったり、気持ち的に疲れていても体力があったら直してみたりすると思う。その時の気分といったらそうなんだけど、立て直したり立て直さなかったりするのは、時間とか気持ちとかそういう諸々が組合わさって行動として現れたり、現れなかったりするのだろう。
三つ目に、その場所が自分と関わりのある場所であるのかということは影響を及ぼしているのではないか、と考える。今回の場合だと、自分のアパートやバイト先であった。それらの場所は自分がよく自転車を止める場所であり、自分と同じ場所に住んでいる人、自分と一緒に働く人。そういった人たちのために、なんとなく直してあげようという気持ちになるのではないかと思う。
この3つが大体の立て直す時の場合になっているのではないか、と自分では思っている。
後、もう一つ風が吹いているか吹いていないか。これも立て直す立て直さない問題の重要な視点であるように思う。風が強く吹いていて、また倒れるだろうな、と思えば直さないし、風は吹いていないし、立て直しても倒れないだろうと思えば立て直したりすると思う。
風の有無による判断って大きい。自転車は風によって倒れるものだ。不安定に止められていたらそれはなおさらだろう。
風が吹いている。その時あなたは自転車を立て直しますか、立て直しませんか。
倒れたら壊れたりすることもあるからね。
場合によって立て直したり立て直さなかったりする。この先、倒れている自転車を見たら、立て直しますか、それとも放っておきますか。