世界はこんなに素晴らしい

日々考えたことを書き残す

夢中で集めたあの素晴らしい日々をもう一度

昨日久しぶりにプロ野球チップスを買った。

コンビニに弁当を買いに行ったら、たまたま置いてあるのを見つけて手が伸びた。

 

小学校の時、中学校の時はよく買っていたものだった。

親に頼んで何袋も買ってもらったりした。 箱で買ったときもあった。

 

プロ野球チップスは、ポテトチップスにカードが二枚ついている。もちろん目的はポテトチップスが食べたいからではなく、カードだ。カードを手に入れるために、プロ野球チップスを買っていた。

 

小学校・中学校の頃は、野球が好きだったし、プロ野球が好きだった。周りで集めていた人も何人かいたからそれに合わせてよく買っていた。

 

カードはいろいろあって、あんまり覚えてはいないけど、レアカード(裏がキラキラと光っているカード)とかが当たれば喜んだ。嬉しかった。

 

今でも実家に帰れば大量のカードが出てきたりするんじゃないかと思う。実は一人暮らしのこの家にもカードが50枚ほどある。

カードを集めることが目的だったんだけれども、実はプロ野球チップスのポテトチップスは結構美味しいのだ。それに気づいた。中身は少ないが、大きくて味付けがいい。とても美味しいのだ。

 

僕は今では何かを集めるということをしなくなったなぁと思う。夢中で何かを集めたり、揃えたり、そういうことはをやらなくなった。

真剣に集めていたカードも今では集めていないし、中学生の時なんかは珍しい文具とか色違いのシャーペンとかを集めたりして持ち歩き友達と見せ合って興奮したりしていたけど、今ではポケットに一本か二本ボールペンが入っているだけ、家にはほとんど文具もない。

 

カードや文具を夢中で集めていた頃のことを懐かしく思う。たぶんあの頃は自慢したかったんだろうな。誰かに自分の存在を知ってほしかったんだろうなぁ。集めることは認められたいという心がどこかにあるんだと思う。

 

僕が今何も集めていないのも、認められたいとか、誰かに見せたいとか、そういう感情がないんだろうな。自分の満足のために集めるということもあるかもしれないが、集めることによる満足感よりも他のところで僕は満足してしまっているのかもしれない。

 

何かを夢中で集めることを最近しなくなったなぁと、また何かを集めようかなぁと、ふと思ったりする。