スカートのアルバム『CALL』が本当に素晴らしい
「スカート」と聞かれたらどういうものを思い浮かべますか?
たいていの人は、これを思い浮かべるのではないでしょうか。
https://www.fashion-press.net/news/27685
この女性が下半身に身につけているものがスカートですね。見えるか見えないかというところが、、、いや何でもないです。あぁ、すみません。
この画像は、話題の『打ち上げ花火、下から見るか?横から見るか?』という映画のワンシーンだ。え、こんなシーンあったかって?僕も覚えてない。つい最近見に行ったばかりだけど。ちょっと、この映画について少し言いたかったものだから、スカートの画像として使った。
あの、正直にいうと、この映画全然面白くなかった。途中で目を閉じて、映画とは違うことを考えたりもした。この映画を観に行く前に実写の映画を観ていたということは関係しているだろうか。とにかくつまらなかった。
ただ、歌は良かった。歌は良かった。
違う、違う、こういうことを言いたいのではない。
僕が話したいのは、映画の批判でもなく、この画像のスカートの良さとかではなく、自分もスカートを履いてみたいんだよ(決して否定しない)とかそういうことではない。
スカートというバンドについてである。次の写真を見てほしい。
http://realsound.jp/2016/05/post-7459.html
あの、可愛くないですか。この写真の澤部渡さんがこのバンドのボーカル。とにかく愛おしい。この笑顔に癒される。
今回は、僕がこのバンドを好きになったきっかけと、そしてスカートの5枚目のアルバム『CALL』について書きたいと思う。
まずスカートとの出会いのきっかけは、確か燃え殻さん(@Pirate_Radio_)のツイートだったかと思う。
スカート / 静かな夜がいい【OFFICIAL MUSIC VIDEO】 https://t.co/Gk1GRQlqDN
— 燃え殻 (@Pirate_Radio_) 2017年1月7日
この曲を聴いて、僕はとても驚いたことを覚えている。声といい、この雰囲気といい、今までにない感覚を味わった。もっといろんな曲を聴いてみたいと思った。
もう一つ僕がスカートを大好きにしてくれた動画がある。
スカート(澤部渡)「SAY YES」(CHAGE&ASKAカヴァー)
カヴァーではあるもの、僕はこの雰囲気が大好きなのだ。全員が乗っていくこの感じ。一緒に歌っていくこの感じ。僕も混ざりたい。この雰囲気に混ざって溶けたい。やっぱりスカートって最高だな、と思わせてくれる。
そうして、僕はそこから少しづつスカートの曲を聴くようになっていった。
そんな中でもうアルバムを買うしかないと思い、『CALL』というアルバムを買った。
ここからは、この『CALL』というアルバムについて書きたい。
夜に浸りたいときにはスカートのアルバム『CALL』を聴く。しみる。 pic.twitter.com/DvH5BX3msW
— 山下 誉礼 (@second_homa8823) 2017年7月5日
まず、このツイートの写真を見てほしい。このアルバムのCDの盤面は真っ黒なのである。CDをそこまで買っているわけではないけれど、こんな盤面は今まで見たことがない。透き通ったような黒が、このアルバムを象徴しているのかもしれない。もちろんジャケットの絵も素敵だ。
このアルバムに収録されている曲を、ここに全て書いておきたい。どれも最高に素晴らしい。
スカート 3rd Album''CALL'' ダイジェスト・トレーラー
スカート / CALL 【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
僕がこのアルバムを聴くのはたいてい夜である。夜を徹底して描いているように思うからだ。夜に聴くのが心地よい。というのも、このアルバムの中で、夜という言葉を含んでいる曲は12曲中7曲もあるのだ。自然と歌詞からも夜の情景がフッと浮かんでくる。
さらに、孤独と迷いを描いているようにも思う。夜という時間は僕たちを孤独にさせ、考えさせる時間を与える。迷う時間だ。僕はこの曲を流しながら、孤独と迷いを感じる。どこかに誰かがいることを想像して孤独になる、悲しみに浸る。もう迷ってばかりの人生なのだ。このアルバムのように。だから心にスッと染み込んで離れない。
収録されているどの曲も完成されている。素晴らしい。まだまだこのバンドを追いかけていきたいと思う。
最後に、スカートが先日メジャーデビューをした。素直におめでとうと言いたい。古くから応援しているわけではないけれども、これからもっと多くの人にこのスカートの歌が、この声が届くと思うと嬉しく思う。