『表参道高校合唱部!』の佐々木美子に惚れた
僕は今まで「メガネ女子」があまり好きになれなかった。
どうしてだろうと考えてみたが、よくわからない。
好きの理由がうまく言えないように、好きになれない理由もうまく言えないのだ。”なんとなく”という理由に頼ってなんとなくで生きてきた。
そんな僕が初めてメガネ女子の可愛さを感じた。いや、この女性はもうメガネ女子とは言えないか。メガネ女子の可愛さに気づかせてくれたのは一つのドラマに出演する女優だった。
『表参道高校合唱部!』というドラマの佐々木美子である。
この佐々木美子という役を演じるのは女優である萩原みのりさんである。
最近では、『心が叫びたがってるんだ。』や『ハローグッバイ』という映画に出演しているらしい。まだ観れてないから、少し観てみようと思う。
いや、正直僕はこの写真の彼女に惚れたわけではない。この写真は5話までの佐々木美子である。特に目もかけていなかったし、特に気にしていなかった。合唱部の一員に過ぎないだろうと。
しかし、どうしたことか6話でとんでもない変貌を遂げるのである。
あぁ、すげぇ。変わりようがすげぇ。
これ同一人物ですか。もう変わり果ててるような、なんか。出てきた瞬間びっくりしました。出てきたときに、体が疼くような。
5話からメガネをかけていた女子が6話からはメガネを外して今までの自分をイメージチェンジする。もうそこからです、このドラマは。とにかく必死に、この女性を画面上で追いかけます。
あぁ、僕はとても弱いんですこういうのに。すごく可愛い。ギャップというやつなんでしょうか。いや、そんな言葉で言い切り、片付けることができるのか、片付けてしまっていいものか。メガネをかけている最初の写真もとても可愛いく、愛おしく思えてくる。でも、メガネ女子の良さとは、こういったところにあるのかなとも思う。
それと、ノースリーブは正義です。ありがとう。
とにかくこの6話は見逃せない。素晴らしい回だ。
ちょっと怒ってみたりもする。
見つめられるし、
またまた見つめられる、、
見つめられたい、、、
そして、この3枚とも服がとてもいい。このスポーツウェアが、僕をとてもドキドキさせる。こんな人が同じ部活にいたら、何もできないと思う。集中なんてできるもんじゃない。あぁ、どうしようか、どうしようもない。情けない自分の高校生活が思い出され、少し嫌になる。
僕は果たしてメガネ女子を好きになったと言えるのか。そもそも、メガネ女子というのはなんだ。このドラマの佐々木美子では、メガネをかけていない時の顔を好きになり、それからメガネをかけている時の顔も多少好きになった。
はて、よくわからない。
自分で、自分の中にある好きか嫌いかという気持ちさえわからない僕は、いつまでも曖昧なままで毎日を過ごしていく。好きなものなんて一握り、嫌いなものなんて一握り、その間にどちらでもないものがとんでもない数として存在する。自分の気持ちに理由はない、いや、あるのかどうかわからない。
まぁ、そんなことはどうでもいい。とにかく、僕は、佐々木美子という女性に惚れてしまったのだ。この夏に。あぁ、美子よ。
夏が終わろうとしている。こんな素敵な人に出会える夏はどこだ、どこだと探している。