人の代わりはいる、それは絶望であり、希望でもある
燃え殻さんが書いた『ボクたちはみんな大人になれなかった』という本がある。
この本は僕が去年読んだ本の中でかなり感銘を受けた本だ。僕はこの本を買ってよかった、読んでよかった。
その本の中で、好きだった一節がある。
これは絶望であり希望でもあるのだけれど、人の代わりはいる。哀しいかな誰がいなくなっても世界は大丈夫だ。あの人見たいな人は二度と現れないと人はすぐ言うけれど、二度と現れなくても正直、世界は何の支障もなく朝がきて夜をむかえる。
人の代わりがいることは絶望でもあり、希望でもある。人の代わりがいることは時には絶望でもあり、時には希望でもあるというこの捉え方。
僕がいなくてもこの世界は続いていくのだ。何事もなく。これはまさしく絶望だろうか。希望に感じる人もいるかもしれない。
自分の代わりはいると言われれば絶望を感じ、他人の代わりはいると言われれば希望を感じるのかもしれない。
しかし、これも人によるだろう。