僕が外食へ行かなくなった理由
僕は最近バイト終わりにご飯に食べに行くことがない。
よく行っていたのだけど、3ヶ月前くらいからずっと断ってきている。だいたいバイト終わりはみんなでご飯に行くのが日常となっていたのだが、その日常は消えたということだ。
これには理由がある。
その食事に僕が行く必要性を感じなくなったからだ。僕が行かなくても別にいいのではと思ったからだ。その食事の場に僕がいてもいなくてもそれはどちらでもいいのだ。僕が生きていても生きていなくてもどちらでもいいように。
今まで僕は家で料理を作るのも面倒くさいし、みんなで食べたらなんか楽しかったりもするし、それで食事に誘われて行っていた。だけど、僕は家で一人でドラマや録画した番組などを観ながら食べることの方が楽しくなってきてしまった。
たまに誰かと食べるのはいいのだけど、バイトの日に毎回となるとさすがに。
飲み会などでもこれはひしひしと感じる。僕の存在価値。そんなものないよ、と思う。
僕は外食をしなくなってきている。それは、自分の存在が、自分の存在価値というものがよくわからなくなってきているからだ。
僕はたまにこのまま後ろから誰かに刺されたり襲われたりして死んでもいいな、悔いはないなと思うことがある。これは僕のなかでは決して病んでいるとは思っていない。
自分から死ぬなんていうことに勇気は持てていない。でも、誰かに殺されてもいいと思うときがある。
自分がみんなと食事に行くということは、自分の存在を確かめることでもあるのだろう。