世界はこんなに素晴らしい

日々考えたことを書き残す

僕が今までに似ていると言われたことのある人

僕は高校の時にバイキングの小峠、宮沢賢治に似ていると言われたことがある。

 

高校では野球部に入っていて坊主頭だった。小峠のネタである「なんて日だ!」を全力でやっていた毎日だった。事あるごとに振られ、全力で「なんて日だ!」と叫ぶ。ほぼ毎日だ。

僕はそれは嫌いじゃなかった。なんども振られるとうんざりもするが、たまに振られるのは別に悪い気はしない。自分もどこかで気にかけてもらえてるんだと思って素直に受け取り、嬉しがったりもしていた。

僕は一人でいる時間は多かったし、孤独を感じていることもあったからだ。 

 

 

宮沢賢治は教科書に写真が載っていて、それで僕に似ていると一人の男子が言い出し、ほんの少し話題になった。それについても悪い気はしかなった。別に嫌ではなかった。笑って流していた。教科書の写真と見比べられたりしたが、それもどうでもよかった。

大学ではあるコミュニティーの人から「けんじ」や「けんじさん」と呼ばれているのもこの宮沢賢治からきている。

 

僕は宮沢賢治については大学に入って言ったことはあるが、小峠については大学に入ってほとんど誰にも言ったことがない。

 

ここぞという時に、「なんて日だ!」を披露したいと思っている。それを今か今かと心待ちにしていたりする。でも、そういう日は多分来ないだろうと思う。僕はそういう場をかなり避けているからだ。行くのが嫌なのだ。今はそんなことを思っている。自分はそういう面白い振りが別に嫌いではないのだが、そういうことをする場はなんだか嫌いだったりする。

 

僕は他に誰に似ているだろうか。そういえば大学に入って後輩に僕に似ている人が2人いた。それは、他の人から言われたりした。

 

この世に自分に似ている人は3人いるという。果たしてそれはどうなのだろうか。