世界はこんなに素晴らしい

日々考えたことを書き残す

ゆっくり動くこと(さえりさん『今日は、自分を甘やかす』より)

僕はイライラすることが時々ある。時々だ。

 

怒ることは少ないし、嫌な気分になることも人よりは少ないのではないかと自分では思っている。

それでもそんなに多くはないけれど、自分がイライラしているなと感じる時は少なからずある。自分ではイライラしていないと思っていても他の人からみると、僕はイライラしていると思われる時が少なからずあるだろうと思う。

 

僕はだいたい自分でそのイライラをどうにか抱えていて、自分で処理したりしなかったりしているつもりだけれど、たまにそれを他人にぶつけていることがある、イライラが他人にぶつかっていることがあると思っている。

他人のイライラをぶつけられることは嫌なもんだ。だから、僕もできるだけ人にそのイライラをぶつけないように、自分の不機嫌が相手に当たらないように生きている。生きているつもりだ。自分で自分の機嫌はとりたいものだ、とるものだと思っている。

 

どうやってそのイライラを発散しているのか。ストレスも一緒。ストレスを感じている時に、どうやってそのストレスを発散しているのか。

こうなると決まってこうするなどといった自分なりの確実なストレス発散法があるわけではないけれど、イライラを発散するまではいかないけれど、自分の気分を落ち着かせるために意識していることが1つある。

 

それは、ゆっくり動くということだ。

 

他にも色々あるだろうけど、このことだけは頭の引き出しの取り出しやすいところに入れている。僕はイライラしている時はたいてい焦っている時だ。自分が急いでいる時だ。バタバタしている時、あぁ自分でもイライラしているな、と感じる。

 

そんな時、ゆっくりと動くことを意識している。

それもかなりゆっくりだ。とにかく動きをスローにさせること。家事をしている時はイライラが悠長に現れてくる。特に洗濯物を干したり、洗い物をしている時。僕はとても急いでいるのだ。これは時間が迫っているからとかそういうことではない。時間に余裕があるときにでも、イライラが積もっているときなんかは、とてもバタバタ動いてしまうところがある。

 

僕はゆっくり動くことを実践することでなんとなく気持ちが落ち着いてくる。

そんなゆっくり動いている時間なんてないよ、と思ったりするかもしれないけど、そんな急いでやることもないと思う。

 

イライラを急ぎに任せてもいいことないと思う。

 

ゆっくり動いて気持ちを落ち着かせること、それが次の瞬間に気持ちよく、機嫌よく動いていける一歩だと思う。だから僕はできるだけマイペースにゆっくり動くことでストレスなく、イライラせず、生きていけたらいいなと思う。ゆっくり動いてストレスもできるだけ積もらないようにできると思う。

 

 

でも、ストレスとかイライラって人生にとって大事なものだとも思っている。それを悪いものとして、できるだけない方がいいものとして、排除することが全て良いことではないとも思う。少し抱えながら、でも、ゆっくり動くことで少しでも気分良く生きていければ良いと思う。

 

 

今日は以下のさえりさんの本で書かれていたことの中で僕なりに実践していることを書いた。

焦っても、よいことなんてない。反対にいえば、ゆっくりと慎重になって悪いこともひとつもない。