世界はこんなに素晴らしい

日々考えたことを書き残す

スピードとノリ

メモ帳を読み返していると、なかなか面白いことが書かれていたりする。それはたいてい、誰かの言葉をメモしたものであり、僕がなにか面白いことを書いたということではないのだが。 

 

 

これは、2年前のメモ帳に書かれてあった言葉だ。そっくりそのまま書き写されており、ツイッターを検索し、もとのツイートを見つけた。

 

濱口秀司さんのツイートには興味をそそられるものが多い。好きなツイートがいくつかある。

 

 

 

 

どれもウィットに富んでいて、簡潔に本質をついている。

 

 

冒頭のメモしてあったツイートには、かなり背中を押してもらっている気がする。

 

たっぷりの準備や手順を考えてのぞむけど、それは立ち幅跳びと同じで、前へ遠くは飛べない。

 

準備をするということは、そのことに向けて万全に備えるという意味でもあるのだけど、どこか不安という感情が存在している気がする。

 

失敗するときのことを考えて、そのために、準備をひたすら繰り返す。準備が言い訳になる時もある。

 

やる前から失敗を考えている。リスクを回避することは大事かもしれないが、少しの準備でスッと歩を進めて、あとでだんだんと修正していくほうが、より前へ進めたりする。

 

とりあえず始めてみることだ。

 

とりあえずやってみることができるのは、とりあえずやってみて今までなんとかなった経験がたくさんある人である。

 

これは誰の言葉だっただろうか。忘れてしまった。僕の言葉ではないはずだ。

 

とりあえずやってみてうまくいった経験を積み重ねていけば、また次にとりあえずやってみようと思える。

 

 

思い切りのよさ。スピードをつけてノリで踏み切ったほうが、遠くに飛べたりする。

 

見切り発車は成功のもと。

 

もちろんある程度の準備は必要だろうが、それよりもどれだけスピードをつけて、思いに任せて風に身体を預けられるか。

 

それをいま痛感している。