Myトップソング2018(10位〜1位)
これまで100位から11位までSpotifyでの自分音楽ランキングを発表をしてきた。
過去記事をぜーんぶ貼っておこう。
ついにトップ10の発表である。やっぱりここまでくると、いい曲が勢揃いしてるし、僕の好きな曲ばっかりだ。
10位 蝶々結び
Aimerの曲。この『蝶々結び』という曲はが一番好きで、本当にいい。エロい。
まず、声がいい。そして歌詞にハマる。かなり、なんども聴いた。落ち着いたメロディーから始まり、そのまま一気にサビへ。夜に聴き、気分を落ち着かせたりする。
聴き始めたきっかけはよく思い出せないが、そんなことはどうでもよくて、今もこの曲を聴いていて、心地よさに浸っている。それだけでいい。
9位 いかれたBABY
フィッシュマンズの曲。これが9位とは正直驚いた。最近は全然聴いていなかった。またこのランキングが発表されたことによって、聴くことができた。
この曲もどちらかというと、夜の曲かもしれない。テンポの落ち着き、声の落ち着き。
僕はいかれたBABYでありたい、あり続けたい。
僕はいかれているとまでは言えないと思うが、いかれているところもあると思う。
僕はそんなに真面目ではない。いかれていると思えるようなところはたくさんあると思う。誰しもそういうところはあるものなのかもしれない。
「僕のことを真面目な人であると思っている人ほど僕との関係性は薄い」というのが最近の僕が出した結論である。
僕は授業に出ないことが多くある。授業に出ず、ブログ書いたり、映画を見たり、読書したりしてる。
これは真面目であるといえないか、いや、ある意味では言えるかもしれない。
8位 僕から君へ
先日Galileo Galileiの『パレード』というアルバムについて書いた。
そのアルバムの1曲目がこの曲だ。タイトルもいい。歌詞もいい。2018年後半になって聴き始めたけど、やはり『パレード』は結構何回も聴いたからランキング上位に入ってきたようだ。
言いたいことは上の記事に書いている。
7位 ベイビーユー
この曲はとてもとても大好きな1曲。黒猫チェルシーの曲。映画『勝手にふるえてろ』の主題歌でもある。そこで知った。僕はこの曲の中で好きな歌詞がある。
どんな言葉も足りないや
足りても困っちゃうけどね
そう、伝えたいことはたった
たった一つだけなのに
どうもうまくいかないね
伝わらないもどかしさ、そんな自分の気持ちについて代わりに歌ってくれているような感じ。もっと言いたいことあったのに喋れないもどかしさ、その気持ちの連続であり、それを感じる毎日を送っている僕は、あまり喋らなくなった。
別に言わなくても伝わらないし、という気持ちが、僕という人間をあまり言葉を発することのない人間へと仕向けた。
そんなことをなんとなく考えている。
足りないくらいがちょうどいい。言葉が足りてもそれはそれで困っちゃう、っていうのがなんとなく面白い。
うまくいかなさを抱えながら、この先も生きていくんだろうな。うまくいったらいったで困っちゃうもんな。
言えばいいことなんて一つしかないはずなのに、それをうまく言えずに、変なことばかり喋っちゃったり。結局言えずじまいになって、家でムシャクシャしたりする。
6位 Easy Go
教育実習の時にたくさん聴いたから、納得のランキングだ。ほぼ毎日のように家で、学校までの行き帰りで、聴いていた。かなり助けられていた。つらいことととか、うまくいかないことがあって、そんな落ち込んでいる自分を慰めてもらっていた。
力をくれる歌詞が盛りだくさん。歌詞から、それを歌う声から、想いが伝わってくる。強さが伝わってくる。熱さが伝わってくる。
転んだらそのままで胸を張れ
転んでも自信を持っていけ。常に強気で胸を張って生きていけ。
そうさ俺は必ず勝つ
歩きながら時に俺はつぶやく
飛べ心よ グッデイ 行くぜ
未来こそ俺の本領
無邪気な今日の俺懐かしむだろう
教育実習での学校からの行き帰り、歩きながら、「そうさ、俺は必ず勝つ」とつぶやいていた。
間違いなくこれは僕の応援歌だ。僕を応援してくれる曲だ。誰にとっても一つくらい応援歌というものがあるだろう。自分を応援してくれる曲が一つあればなんとか乗り越えられることがある。挑戦できることがある。
エレファントカシマシはこのランキングに結構入ってきている。たくさん聴いてきたからだ。多分来年も結構聴く。もうデビュー30周年を超えている。すごいバンドだ。僕が生まれる前からずっと歌い続けている。僕はその声を、その歌を出来るだけ長く聴いていたい。
5位 BiSH-星が瞬く夜に
BiSHの中で一番好きな歌だと思う。
大学祭にBiSHが来たことがあった。その時に知って好きになった。
歌詞が好き。クセになるのが、「パラダイス」と歌うところと「刻みたい」と歌うところ。
歌詞もいいし、アイナ・ジ・エンドの声もいい。大好きだ。クセになって再生を繰り返す。
4位 おやすみ泣き声、さよなら歌姫
僕は以前こんなツイートをした。2年前の大学祭の時のことだ。
2年前の大学祭の屋外ステージ。軽音楽部の4回生が歌う歌を、その歌声を今でも忘れない。少しかれた声だった。訴えるように歌っていた。その歌に感動して鳥肌が立ちまくって涙が少し流れた。その人が歌ったのはクリープハイプの『おやすみ泣き声、さよなら歌姫』。まさに最後といえる最高の曲だった。
— 山下 誉礼 (@second_homa8823) July 4, 2018
クリープハイプの『おやすみ泣き声、さよなら歌姫』を歌っている彼女は本当に歌姫のようだった。かれた声は泣き声のようだった。あのステージは僕の中で忘れられない。「歌の語源は訴える」だという。本当に心の底から何かを訴えるように歌っていた。そういう歌や姿は深く心に残るのだと思う。
— 山下 誉礼 (@second_homa8823) July 4, 2018
2年前の大学祭のライブでクリープハイプをコピーしているバンドがあって、その時の演奏には本当に感動した。素晴らしかった。ステージの隣で聴いていて鳥肌がたった。なんつー演奏をするんだよと思った。なんつー歌声だよと思った。この「なんつー」はすげぇいいの意味だ。
この歌を知ったのも多分その時だろう。もう1度あの曲を、あの歌声を聞けたらと思う。
出だしがこれ。
さよなら歌姫 最後の曲だね
君の歌が本当に好きだ
今夜も歌姫 凄く綺麗だね
君のことが本当に好きだ
泣けてくる。僕は今あそこであのステージで歌っていたあの人を想像しながら書いている。本当にかっこよかった。僕は少し惚れていたと思う。
歌が繋いでくれている。歌は人をつなげる力がある。いつでもこの曲を聞けば僕はあの人のことを、あのステージのことを思い出せる。それは本当に素晴らしいことだ。
3位 バウムクーヘン
これはめちゃくちゃ聴いた。フジファブリックで一番聴いた曲がこの曲だった。
歌詞がとてもいい。フジファブリック節が結構入っていると、僕は勝手に思っている。
すぐに泣いたら損する気がして
誰の前でも見せません
泣いたら損する気持ち。わかりますか。すぐに泣いたら損する気持ち。わかりますか。泣く姿は誰にも見せない
嘘をついたら罰が当たるから
それはなるべくしませんが
それもどうだかわからないんです
嘘をついたら罰が当たる。僕もなるべく嘘はつきませんが、それもどうだかわかりません。
チェッチェッチェうまくいかない
チェッチェッチェそういう日もある
チェッチェッチェつまずいてしまう
チェッチェッチェそういう日もある
うまくいかないことがあっても、そんなこともある、そういう日もあると受け入れる。
チェッチェッチェというフレーズ。フジファブリックらしいなと思った。チェッチェッチェに落ち込みは感じられない。前向きなチェッだ。
2位 マリーゴールド
あいみょん 、今年のプレイリストはこの人なしには語れない。今年の音楽界は、といってもいいのかもしれない。あいみょん は結構ランキングに入ってきたが、この曲を一番聴いた一年だった。メロディーも歌詞も最高にいい。あと声も。
あいみょん - マリーゴールド【OFFICIAL MUSIC VIDEO】
このMVがかなり好き。黄色やオレンジといった色が映える。あいみょん にあっている。ローラースケートに乗って歌うあいみょん かっこよすぎるし、可愛すぎる。
1位 シャングリラ
最近は聴いていなかったが、確かになんどもリピートをしていた時期があった。1曲をリピートするために、この曲だけでプレイリストを作り聴いていた。
最初のドンドンという始まりがワクワクさせる。そのあとの拍手もいい。
今年出た曲ではないんだけど、今年になってはじめてどハマりした曲だ。
チャットモンチーは今年解散してしまった。残念なことに、もうこの曲を歌っている姿を見て、その声を聴けることはないのだろう。でも、曲は残り続ける。いつまでも聴き続けることができる。それはとんでもなく素晴らしいことだ。この曲を生んでくれて、歌ってくれて、そして今日まで残してくれてありがとう、と言いたい。
今年もいろんな曲に出会い、いろんな曲を聴いてきた。
2018年から2019年へ。来年はどんな曲に出会えるだろう。どんな曲が僕を癒してくれたり、どんな曲が僕をワクワクさせてくれたりするのだろうか。じんわり感動させてくれたりするのだろう。
音楽の素晴らしさをずっと感じていたい。そのためにも、なんとか生きていかなければいけないと思う。
そばに音楽がただ、ある。それはほんの少しの安らぎであり、強いインプレッションでもある。