ここにひとつ僕の好きなプリンがある
僕がまだそこまでの絶望にいたってないから言えることなのかもしれないけど、大好きなプリンがひとつあるってだけで結構心が落ち着いたり、頑張れたりする。
ここで大事なのは「食べると」ではなく、「あると」ってこと。プリンがあると頑張れる。
そりゃ食べると、モチベーションは上がるかもしれない。ただ、僕はまだ”ある”というそれだけでやっていけている気がする。食べなくてもあるっていう、それだけで。
僕は自分で自分に褒美を与えながら生きている。与えてくれる人がいない場合は自分で与えるしかない。
機嫌は自分でとるものだ。
僕の機嫌のとりかたの1つがプリンである。
プリンがあるというだけで、冷蔵庫にプリンがあるんだというそれだけで、案外頑張れたりする。心を落ち着けたりすることだってできる。
これはすごいことだ。
今日の僕はかなりそうだった。
もちろんやるべきことややりたいことが終わったら、食べるのだが、それはいろいろ終わったあとである。
最初に食べると、確かにモチベーションアップになるのかもしれないが、僕はどちらかというと、ご褒美は後から手を出すタイプかもしれない。
それは時と場合によったりするのだが。
苦手なものを先に食べて、好きなものは最後に食べる。
宿題をやってから遊ぶ。
存在それだけで、僕の力になっているプリンはとてつもなくすごい。すごい力を持っている。人を安心させることができるのだから。
僕にとってはプリンであるが、人それぞれ、安心できたり頑張れたりするものは違うだろう。
そこにある、そこにいるっていうそれだけで、ただもうそれだけで十分だと思えるようなものがある。
これは単にものじゃなくて、人の場合もある。いいな人の場合も。
そういうものがひとつでもあれば、生きていけるのだろう。
今日も僕の家の冷蔵庫にはプリンがある。だから生きていけるし、頑張れる。
ほぼ日手帳の今週のことば、すごくいい。 pic.twitter.com/4m8yGBp3hX
— 山下 誉礼 (@second_homa8823) 2019年5月20日
今日ツイートしたこの言葉にもどこか似たようなところがある。
プリンのために頑張る。その日のために頑張る。
デートがあるというだけで頑張れたりするのだ。その日までの自分を一生懸命生きることがどれだけ大切なことか。その日にむけて一生懸命生きれるのだ。
プリンを食べるまでの自分をどれだけ一生懸命生きるか。それでいいんじゃない。
ここにひとつ僕の大好きなプリンがある。それがあるから今日も頑張れる。なんて単純なんだ。