岡崎体育のアルバム『XXL』が衝撃的だった。
岡崎体育は自分の中で、どこかバカにしてるとこがあった。ただ面白い歌を作って歌っているだけだろうと。
このMVを初めて観たときがそういうことだった。岡崎体育を知ったのは、確かこのMVだと思う。
最初見たときは、なかなか面白い動画だな、と思ったものだ。数あるMVのあるあるを歌にしている。全く新しい視点で面白い。
次にこの動画も話題になっていたので聴いた。
この歌詞です。
「どうぶつさんたちだいしゅごうだわいわい」
http://renote.jp/articles/5399
https://matome.naver.jp/odai/2130520814606335601
あ、すみません、間違えました。
「どうぶつさんたち大酒豪だわいわい」
ではなく、
「どうぶつさんたちだいしゅうごうだわいわい」
また、この歌詞も。
「おなかぽんぽんぽんのやっほー」
いやいやいや、バカにしてるだろ。子供じゃないんだから、と。思いながらも、いい曲でもあるとは思う。
この二曲だけで終わって判断するのはダメだと。どんなアーティストにしたって1曲やそこらで善悪や、聴く聴かないの判断は出来ないと思う。それをやってしまっているか、やるしかないという時があったり、そういう自分がいることは間違いないが。
もうちょっと聞いてみよう。
ある日、僕はとあるCDショップへ行った。すると、このアルバムが僕に微笑みかけているのである。
笑ってる。少しにやけながら、こっちを見つめている人がいる。
かなり迷った。これそんなに知ってる曲が多く入っているわけでもないし。買うまではしなくてもいいだろう、レンタルでもすればいいだろうと思った。
しかし、以下のこういった一連のツイートは僕の目にも入ってきていた。
【発表!!!】
— 岡崎体育 (@okazaki_taiiku) 2017年4月24日
皆さん…大変…お待たせしました!
2017年6月14日(水)!
岡崎体育!ついに!
セカンドアルバム!
その名も!!!!!
「XXL」
発売決定しました!!!!
やったーー!!よっしゃー!!
絶対にオリコン6位以内に入るぞ!
やったらできる!やってやる! pic.twitter.com/umzsL45KLp
アルバムタイトル「XXL」はそのまま
— 岡崎体育 (@okazaki_taiiku) 2017年4月24日
"エックスエックスエル"と読みます。
このアルバムは僕の宝物です。
皆さんにも本当に聴いてほしい。
今日の宣伝はこのへんで。
皆さんツイート見てくれてありがとう。
10万枚売るよ。本当に。
不可能じゃない。
Skream!の動画コメント何でもやらせてくれはるから大好き
— 岡崎体育 (@okazaki_taiiku) 2017年6月14日
岡崎体育、2ndアルバム『XXL』リリース!―Skream!動画メッセージ https://t.co/TxgsY9cE3R
“自分たちくらいが、CDに愛着があるギリギリ最後の世代な気がするんですよね。”
— カツセマサヒコ (@katsuse_m) 2017年6月18日
↑おれが今回の岡崎さんのアルバムを応援したい理由、ここにあった。
ネットでバズる天才、岡崎体育がそれでも「CD10万枚」を目標にする理由 https://t.co/fvtTpfpKFP
「応援したい」本当にそう思った。
10万枚売るといって、こんなにはっきりと声をあげそれを目標としているアーティストはそういない。素直によし、貢献してやるかと思った。
店頭で買って、家に帰ってすぐに聴いた。本当に衝撃的だった。岡崎体育の世界観が詰まっている。どの曲もとても素晴らしい。このアルバムを買って、聴き始めたことによって、今までの岡崎体育に対する考えが変わった。馬鹿にはできないと。
ちょっとここでこのアルバム『XXL』を紹介しておきたい。
このアルバムは岡崎体育の2枚目のオリジナルアルバムである。
収録曲は、
この動画を再生してもらえればわかるが、本人がこのアルバムは捨て曲が一曲しかないと言っている。捨てる曲が一曲しか収録されていない素晴らしい作品だと。その捨て曲とは「まわせPDCAサイクル」だ。でもね、この曲は決して捨て曲なんかじゃない。このアルバムには捨て曲なんてのはない。全てが素晴らしい。もうぜひとも買って聴いてほしい。
このアルバムの収録曲の中でも、とりわけ僕が好きな曲が、「鴨川等間隔」という曲である。
歌詞もメロディも最高だ。聴いていてどこか落ち着く感じ。情景がスッと浮かんでくる。ずっと聴き続けられる曲だ。
ちなみに『XXL』のアルバムでは、新たにレコーディングされているものであるから、この動画とはまた違った味があっていい。
この曲以外にも、名曲が揃っている。しっかりと作り上げられた、完成されたアルバムであるように思う。そして、初回生産限定盤を買って、DVDも観てほしいと思う。岡崎体育に魅了され、岡崎体育の世界観に引き込まれるはずだ。
岡崎体育の才能に素晴らしいものを感じたこのアルバム。これから先、まだまだ聞きたいと思えるアーティストがいることを本当に幸せに思う。