自分だけの世界から毎日少しでも抜け出す。
人に会うのは、風呂に入るのと似ています。
風呂も、入るまでは億劫がってぐずぐずしていてても、
湯上がりに後悔したことはない。
人見知りだってなんだって、会うことですよね。
糸井重里さんの言葉。
毎日人に会わないという日はまずない。必ず外に出て、必ず誰かに会う。
僕は人に会うようにしている。人と出会わなければならないという日が多くあるのだが。
自分の家が好きだ。家にいて、ベッドでゴロゴロしたり、映画やドラマを観たりする。そればかりでも僕にとっては十分楽しい。
外に出るのが、人と会うのが、億劫であることは間違いない。
しかし、外に出た後でずっと家にいればよかったなぁ、と思うことはあまりない。人と会うことは億劫なんだけど、それ以上に会えば会ったで、めちゃくちゃ楽しかったりする。一人では二人の時間を味わえない。一人で二人は難しい。
また、人と会うということは自分の世界を少し出ていくということだ。映画や読書、スマホで一人の時間を過ごすことは自分を閉じ込めておける。自分を内側に閉じ込めておける。
人と会うことで、そんな自分だけの世界から外の世界へ、他人の世界へ出て行く。他人の世界は自分の世界とは異なる。異なる世界は面白い。
今日も僕は家を抜け出し、誰かに会いに行く。
会うことの素晴らしさを感じながら。