11月に観た映画を
11月に観た映画をざっと振り返る。
全部で9本の映画を観た。
1、女神の見えざる手
最初はわけがわからなかった。僕の理解が及ばぬうちにどんどん話が進んでいって、どちらが銃禁止の立場かですらよくわからなかった。
でも、途中からだんだん面白くなってくる。主人公である女性が議員を自分の方に巻き込むために、いろんな手を使う。考えられないような手。違法である手を使ったりする。
それがどんどん続き、爽快であったりする。次々と飲み込み、相手を打ち負かしていく感じ。でも、そんなうまくいくことも長く続かず、最後には陥れられてしまう。そこで終わりかと思いきや最後にはなかなかのどんでん返しが待っている。
最後には今までの爽快さを超えた爽快さが待っている。
今でもこの映画がよくわかったと言えないが、とても引き込まれた素晴らしい映画だった。
エスコートサービスというものがあるんだと初めて知った。そのシーンには釘付けになった。
2、レディ・プレイヤー1
これは素晴らしかった。圧倒的な映像技術やカメラワークに酔いしれた。その視覚的な情報に釘付けになったが、ストーリー自体も楽しめるものであった。
スティーブンスピルバーグ監督作品の面白さ、どこか子供心をくすぐられるような、好奇心がたっぷり詰め込まれている。他の作品との絡みもあって大変楽しんだ。
3、グーニーズ
とにかく何が起こるのか、これからどうなっていくのか、どうするんだと観ているこちらがハラハラする。映画の登場人物になりきって一緒になって驚いたり、怖がったり、楽しんだりする。
冒険ものは単純に話が面白くて何も考えずに楽しめたりする。結末はだいたいわかっているのだけど、その過程に引き込まれる。
スロースがとてもいい。
主人公が喘息持ちというのもいい。
4、フィフティ・シェイズ・オブ・グレイ
エロいシーンばかりあった。主演女優が可愛い。
SMとはもっとひどいものではないのか。扱いはそこまでひどくない。
5、フィフティ・シェイズ・ダーカー
何を描こうとしているのか、よくわからない。またこれもエロいシーンたっぷり。可愛いし。
6、ヴィンセントが教えてくれたこと
最後のスピーチで涙した。この少年のヴィンセントとの出会いはかけがえないもので、それは必ず糧になっている。僕にもこんな影響を与えてくれた人がいた。子供をクラブやバーなどに連れて行く。それは考えられないことのように思えるが、そこで子供は多くのことを学んだりするんだろう。
7、ボヘミアン・ラプソディ
素晴らしかった。クイーンのことは全然知らなかったんだけど、この映画をきっかけにクイーンの音楽を聴くようになり、クイーンにも興味を持つようになった。
一人の人生を追って描くことから学ぶことは多いし、そういう映画は好きだ。
最後のライブシーンはとてつもなかった。壁を壊していく強さがあって、なおかつ全体を巻き込み包んでいく柔らかさもある。グルーヴ感。僕もあの場所にいる感覚。
サントラを聴きこんでいる。
8、はじまりのうた
この予告の最初の音楽、めちゃくちゃいい。
歌の力ってとてつもないものある。言語や身体、何もかもを超えた素晴らしい力がある。それを強く感じた。
住宅街の路地や、建物の屋上に楽器を持ち込み、録音する。そして、それをアルバムにする。そこで演奏する音楽がどれも素晴らしい。演奏する者はみんな楽しそうで輝いている。
一番良かったのは、キーラ・ナイトレイとマーク・ラファロの二人がイヤホンで音楽を聴きながら歩いたり踊ったりするシーン。二人で自分のプレイリストを共有する。お互いの好きな音楽をお互いに聴かせる。二人は惹かれ合う。いいシーン。
それにしても、キーラ・ナイトレイはとんでもなく可愛い。演奏するシーンもとても良かった。
9、トゥルーマン・ショー
これは面白かった。とても楽しめる作品であるし、考える作品でもある。自分が今見ているものを疑うこと、本当のものって何だろう。最後外の世界に出て行くシーンに痺れる。みんなが喜んでいるのもいい。一つのドラマの終わりでもあり、始まりでもある。
以上9本が11月に観た映画だ。映画館に行ったり、アマゾンプライムで観たり。さて、観たい映画が盛りだくさんの中どれだけ観れるかわからないが、12月も観れるだけ観ていこう。やっぱり映画は最高だ。