今日も僕は一人で笑い、一人でにやける
道を歩いていて人とすれ違うとき、その人が一人で笑っていたり、にやけていたらどう思うだろうか。
少し気持ちが悪い、気味が悪いと思ってしまうのではないだろうか。
一人でにやけるのは薄気味悪い。
そう思ってしまうことがある。
ただ、僕だってふだん一人でにやけることがある。ついさっきも自転車に乗っていて面白かったあのときのことを思い出して笑っていた。ついつい、にやけてしまった。
一人で笑う、にやける人は何かを思い出したり、想像したりして笑っているのであろう。
そういう人のことを気持ち悪い、とどうして言えようか。思えようか。
気味が悪いなんてどうして言えることができようか。
あのにやけていた僕とすれ違った人は、もしかすると僕をおかしな人だと思うかもしれない。
ただ、当の本人を見るととても幸せな時間を過ごしていたのである。すごくすごく幸せな妄想を繰り広げてにやけていたのである。すごく面白かった過去のことを思い出して笑っていたのだ。他の人の目を気にすることなく。
一人でにやけている、一人で笑っている。
そういう人をみているとこちらまで幸せに思えるくらいになりたい。
笑えるというのは、素晴らしいことだと思う。
笑っている人が常に幸せだとは限らない、ということはこの前の記事でもいったことではあるのだが、ひとりで笑っている時というのはすごく幸せなことなのではないかと思う。
周りを気にせず、自分の世界で、誰にも気を使わず、笑う。
その笑いをみて君も笑えばいいと思う。蔑むような笑いではなく、あぁ楽しそうだな妄想してんのかなと思って笑う。
ひとりで笑っていること、にやけていることを、気持ち悪い目で見ないでほしい。気味が悪いと思わないでほしい。
ひとりで笑うことがどれだけ素晴らしいことか。すごくすごく幸せなことなのだ。
隣で一緒に笑う人がいたらもっと幸せだって?
クソ!
今日も僕は一人で笑い、一人でにやけている。