ポストとの関係づくり、濡らせばいいってもんじゃないだろう?
書き始めたのは現在朝6時。
新聞配達を終えて家に着いて、シャワーを浴びて、椅子に座り、パソコンに向かってこのブログを書いている。
新聞配達をしている時に、ブログのネタを頭の中で探していたりする。
その時に思いついたことだ。僕はこういう文章も少しは書いておきたいのだ。くだらないし、こんなの読みたくないと思われるような、ひどい内容かもしれない。
書く前からそんな感じがしている。ただ、僕は書くよ。
具体から抽象へ、そして、転用へ。
かたいのだろうか、まったく新聞が入ってくれないポストがある。新聞の方は随分かたいのだけど、なかなかポストは受け付けてくれない。
新聞を受け付けない。入口がまったく開かないのだ。これには困っている。
それはほぼ毎日のことで、なんとか思いっきり押し込んだり、いい感じに押すと開いてくれて、新聞を飲み込んでくれるのだが、まぁなかなか大変だ。
もしかしたら少し錆びたりしているのかもしれない。
ただ、今日はすんなりと入った。おいおい、いつもはあんな感じで受け入れてくれないのに、今日はなんなんだ?
今日は雨が降っていた。そしてポストは少し濡れている。風で雨水がポストを濡らすのだ。
だからか。
だから上手く入ったのか。なるほど。
濡らせば入るのか、なるほど。だけど、毎回濡らすわけにはいかない。
でも、僕は今までの姿勢を少し反省している。
濡らせば入るけど、僕は今日も思いっきり入れちゃったな、とか、焦って無理やりやっちゃったな、とか。
濡らすだけではだめだということを考えている。もちろん乾いている状態ではなかなか入らないのだが。
その場の雰囲気とかムードとか関係性とか。そういうのが大事だと思っている。
毎日雨が降るわけではないし、毎回ポストが濡れているわけではない。
僕はもう少しムードを大事にしたほうがいいのかもしれない。そうすれば少しは向こうも受け入れてくれるかもしれない。
雰囲気作りからしっかりとして、丁寧にコトを運んでいったほうがいいのかもしれない。
もっとポストと関係を作っていって、無理やり入れることなく、雰囲気を大切にして。
僕がポストのためにできることはしてやろうと思う。もう早くあなたの新聞を入れてと言われるまで、なんとか我慢して、焦らせてやるのだ。そうすれば、多分新聞は入ってくれる。こっちは準備万端なのだから。
こちらが焦ったり、急いではいけない。
じっくり、ゆっくりだ。
ただ、濡らすだけではダメなのだ。濡らせばいいってもんじゃないだろう、たぶん。
それをポストから僕は学んだのだ。ありがとうポスト。
いい経験をして、いい学びを得た。この経験はしっかりと活かさねばならない。
濡らせば入るかもしれないけど、それだけじゃダメなんだよな、たぶん。
これからもよろしくねポスト。ゆっくり入れるから、痛かったら言ってね。