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先輩として体験談を話すという体験〜言うは易く行うは難し〜

僕は高校を卒業してから2回、後輩に向けて話をする機会があった。

 

1回目は高校の卒業式を終えて少したった時。まだ大学へは入学していない頃だ。受験生に向けて合格した体験などを伝えてほしいとのことだった。

 

2回目は一昨年のこと。大学生活のことや進路のことを話しつつ、生徒の悩みに答えてほしいというものだった。

 

僕はそういう話をもらうと、断らずにすっと引き受ける。

 

自分から率先してそういうものを提案したり、行くことはほぼほぼないのだが、頼まれるとなんだかんだ乗る。「はい、やりますよ」と引き受けることが多い。

 

それは決して自分に自信があるというわけではなく、むしろ自信がないからこそ、自分に自信をつけたいというのもある。

 

どちらの機会でも後輩たちにいろんなことを伝えることができた。その経験というのは今の仕事にもかなり繋がっているはずだ。

 

あと、自分が話したら、自分でやらざるを得ないというのがある。生徒たちに勉強しろというばかりで自分がしないわけにはいかない。

 

でも僕は1回目の時の話でとても自分と矛盾した話をした。「授業を大切にしたほうがいいよ」なんて語ったのだが、僕は大学生になった途端に、授業を大切にしなくなった。有言実行の破綻だ。

 

「言うは易く行うは難し」

まさにこの言葉通りである。行うことを怠らず、やっていきたい。この言葉も言うだけにならないように。