俺は何を見せられてるんだろう、そして俺は何を見てんだろう
昨日、『恋にいたる病』という映画を観てて、あぁ俺は何を見せられてるんだろう?と感じた。
俺は何を見せられているんだ
この映画は男女が入れ替わってしまうという、何かどこかで見たような映画を思い出させるものなのだが、とにかく何か気持ち悪いのだ。何か気持ち悪い。男女が入れ替わるから気持ち悪いとかではなく、テンポが悪いとかストーリーに盛り上がりがないというか。
そういうときに、俺は何を見せられてるんだろう、と感じた。
他にも、映画やドラマとかでひどい暴力シーンとかあったりすると、なんで俺はこんな暴力シーンを見せられてるんだろう、とか感じてしまう。
でも、そういう時って自分がそれを見ているのだ。俺は何を見せられてるんだろとかよりも、俺は何を見てんだろという疑問のはずだ。見せられているのではなく、見ているのはお前だ。お前が見てんじゃねーか。
映画を見ようと決めたのは自分であったし、自分がその映画を見ているのだ。
これからも映画を見たり、テレビを見たりすることがある。その時にも感じることがあるだろう。俺は何を見させられているんだという感情。でも、そういう時、見させられているというよりも、見ているんだろう。
じゃあ見るのをやめるかというとそうはならずに、そういう映画はなぜか最後まで見たくなるんだよね。
ちょっと自分が何を言っているのかわからなくなってきた。