ボウリングのピンのように
めっちゃ綺麗に倒れる時もあれば、なんで倒れないんだよー!という時もある。
一つのピンが隣のピンを倒して、それがどんどんとドミノ倒しのように倒れ、ストライクがとれることもあれば、当たっても倒れずにゆらゆら揺れて倒れないままに、ポツンとひとり立っていたりする。
僕は、というかそういう人は少なからずいるとは思うのだが、
たとえたい欲というものがある。何かを何かでたとえたい。そういった感情だ。
昨日も不意に思った。
ボウリングのピンって何かのたとえにならないかな?と。
たとえたいなと。
僕は”チーム”のたとえになるのではと考えた。
チームの良いところや、あまり良くないところをこのボウリングのピンで説明できるのではないか、と。
チームの良いところは、一人でできないことを分担しながら、まとまりとなって大きな仕事をできるところだと思う。力を合わせて、一つの物事に取り組む。人数が多ければ多いほど良いというわけではないけれど、一人でやるよりはチームでやる方が力は強いはずだ。
そして、全員が一気に同じ方向に倒れていく。
ボーリングのピンもそんな感じで同じように一緒になって倒れていく。
悪いことを言えば、逆に悪い方向にそれがぐわぁーと広がってどんどん倒れていくこともある。チームの結束が強いことは、悪い方向に物事が進んでいってしまうこともあるのだ。
良い方向へも悪い方向へも広がっていくものだ。
チームもボウリングのピンも思いっきり倒れていくことに強みと弱みがある。
何かわかりやすく伝えるために何かを引き合いに出したり、何かにたとえたりして説明をするんだけれど、それが逆にうまく伝わらなかったりすることがある。
今回はその良い例になってしまっているような気がする。